家庭菜園を楽しむために

野菜の苗が店頭にたくさん並ぶ季節になりました!家庭菜園に挑んでみませんか?!
伊那谷では、土地を広く買われるお客様が多く、うらやましい限りなのですが、広いばかりにもてあましてしまいがち…。
ならば、家庭菜園を作って、とれたてのまっかなトマト!この夏かじってみませんか!

準備

  1. 畑のスペースと土
  2. 物置・ストックヤードなどの収納スペース

1 畑のスペースと土

「畑」をつくらなくても、プランターなどでも野菜は作れますが
今回は、敷地の土を耕し、野菜を作るってことで準備をはじめましょう。

敷地内のどこに菜園を作るか?
野菜を育てるには、太陽の光と水が必要です。
日当たりが良く、外水栓が近くにあれば最高ですね♪

位置が決まったら、その地面がどんな土なのか?見てください。
砕石でがちがちに固まっていたり、山砂でキレイになっている下は大きな石がゴロゴロ・・・
そうだとすると、
土を入れ替えたり、縁を高くして、土の高さを出すなりの準備が必要になります。
土は野菜が育つための養分を蓄えてるところですから、土がやせているといい作物はなりません。

土が肥えていると、作物は育ちますが、雑草も育ちます。
お庭全体でみたときに、
植物が育ってほしいところと、育ってほしくないところは、境に見切るものを施しておくことが、
お庭をいつも綺麗に保つポイントです。
見切るものとして、レンガ、石、枕木、コンクリート製品などありますが、
樹脂製の板のようなものでも大丈夫です。
あるとないとではちがいます。

2 水

家の建物に1ヶ所は外に水道がひいてあることがほとんどです。
その外の立水栓の位置は、車を停めているそばにあることもまた多いです。
家庭菜園だけでなく、芝生、庭木の世話には水はかかせません。
規模にもよりますが、ジョーロでちょこっとというわけにいかないので、水を引いてくる丈夫なホースが必要です。
立水栓の下に水受けがついていると、収穫したものを洗ったり、道具を洗ったりするのに便利です。

3 物置・ストックヤードなどの収納スペース

「畑」を始めると道具が増えます。
耕したり収穫や剪定する道具、水をやるもの、支柱やマルチチングのもの、肥料、農薬類など、それを散布する道具などなど。
庭作業の道具を一式収納できるサイズの物置を備えましょう。

また、道具類ではないですが
収穫物を置いておくところがキッチンのそばにほしくなります。
勝手口を囲うようにストックヤードを作ると便利です。
収穫後の野菜、茎・根・つるや、抜いた雑草など、一時おいておくところもあると便利です。
枝豆の茎、さつまいも、かぼちゃのつる等、かさばるので乾かしてから捨てると楽です。

家庭菜園の可能性

上記の準備が整えば、あとは好きな野菜苗を植え、日々成長の楽しみ、収穫を家族で食し楽しむ!

その他に、先に書いたように、プランターで楽しむのものいいですよね!
ローコストですぐに始められ、後始末も比較的簡単です。

広い畑になりそうな場合
「ポタジェ」といって、農作物とお花を美しく植え、庭として楽しむというやり方。
ナスタチウムなどの食べられる花や、ラベンダー・タイム・オレガノなどのハーブ類と一緒に美しく菜園もレイアウトするのはいかがでしょうか?